事例紹介病名一覧

脳梗塞 脳動脈瘤 心筋梗塞 心臓ステント留置 肺気腫 肺がん 胃がん 大腸がん 大腸ポリープ 成熟嚢胞性奇形種 左側乳がん

脳梗塞の発見事例【69歳男性】

高血圧症の既往があり、最近痺れを自覚されていました。MRIで比較的最近発症した脳梗塞が確認された症例です。

脳梗塞の症例

長年高血圧で治療中でした。最近、右の手足の感覚が鈍くなる事がありました。頭部 MRI 検査で左大脳基底核部に脳梗塞が認められました。
MRI は脳梗塞の診断に最も有効な検査です。数種類の撮影方法を組み合わせて判断します。この方は発症後 1 週間以内の脳梗塞でした。脳梗塞の予防は動脈硬化の管理ですが、MRI 検査で脳梗塞の前段階ともいえる無症候性脳梗塞の程度を把握することが重要です。

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脳動脈瘤の発見事例【60歳男性】

高血圧症の既往があり、自覚症状はありません。マルチスライスCTを用いた3DCTA検査でクモ膜下出血の原因となる未破裂脳動脈瘤が確認された症例です。

脳動脈瘤の症例

長年高血圧で治療中でした。自覚症状はありませんでした。頭部3DCTA検査で右中大脳動脈に脳動脈瘤が認められました。
くも膜下出血はその大半が脳動脈瘤の破裂で発症します。遺伝的要素と後天的要素が共にあり、脳動脈瘤の確認の為には定期的な検査が重要です。ご家族に脳卒中の方がいたり、現在高血圧症で治療中の方は、早期発見のためにも定期的な脳ドックを勧めます。

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冠動脈狭窄・心筋梗塞の発見事例【48 歳男性】

心臓を養う冠動脈に、動脈硬化による狭窄が確認され、心筋梗塞に至る前に一命をとりとめた症例です。

冠動脈狭窄・心筋梗塞の症例

高血圧、脂質異常症の内服治療でした。数年前から時々胸痛発作を自覚されていました。マルチスライスCTによる冠動脈 CT 検査で左冠動脈前下行枝に狭窄を認めました。
心筋梗塞は心筋(心臓の筋肉)に栄養を供給する動脈(冠動脈)が動脈硬化で詰まります。働き盛りの方の突然死で最も多い病気です。動脈硬化の危険因子は、高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満といった生活習慣病であり、心筋梗塞の予防の為には生活習慣病の管理が重要です。

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肺がんの発見事例【61歳女性】

非喫煙者ですが家族が喫煙者であり、肺がんを疑う所見が、幸い早期で発見された症例です。

肺がんの症例

喫煙歴はありませんでしたが、ご家族(ご主人)がヘビースモーカーでした。マルチスライスCTによる胸部CT検査で右肺上葉に早期の肺ガンを疑う所見を認めました。
一般検診で行われる胸部 X 線検査では、早期の肺ガンを見つけるのは大変困難です。この方も検診では異常を指摘されていませんでした。マルチスライスCTでは 5mm 程の超早期の肺ガンを確認出来ます。特に喫煙者やその家族など、危険因子のある方は定期的な検査をお勧めします。

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胃がんの発見事例【43歳男性】

ピロリ菌感染者で、内視鏡検査で早期の胃がんが発見された症例です。

胃がんの症例

胃潰瘍の既往があり 10 年前にピロリ菌の感染を指摘されていました。胃内視鏡検査で 2cm 大の胃癌が見つかりました。
ピロリ菌への感染は、胃炎や胃潰瘍、胃ガンの危険因子になります。ピロリ菌に感染している場合、感染していない場合よりも胃がん発症リスクが5倍高いと言われています。更に萎縮性胃炎も併発している場合は、リスクは10倍にもなるとも言われています。それ以外にも喫煙、飲酒、塩分の過剰摂取などが胃ガンのリスクを上昇させます。

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大腸がん・大腸ポリープ【39歳男性】

大腸にポリープが認められ、癌化のリスクがある腺種を疑い、その場で内視鏡的切除術で治療を行った症例です。

大腸がん・大腸ポリープ

便潜血検査で異常がありました。S 状結腸に約 1cm の大腸ポリープを認め、内視鏡下で大腸ポリープ切除を行いました。
大腸ガンは、一般にポリープがガン化して発症します。定期的に内視鏡をうけて、ポリープの発見時にその都度切除していれば大腸ガンは予防出来ます。肥満や飲酒、喫煙の生活習慣がある場合や、大腸癌の家族歴がある場合は、定期的に大腸の内視鏡検査を受けることをお勧めします。

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心臓ステント留置【49歳 男性】

ステント治療後に、ステントの再狭窄の確認を行った症例です。

心臓ステント留置

1年前に当院で冠動脈の狭窄を指摘した方です。紹介先の医療機関で心臓カテーテル検査を行い、狭窄部位にステントを留置しました。今回再検査を行いステントの評価を行いました。
狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患の治療でステントが留置されている症例に関して、ステントの再狭窄の評価の為に冠動脈CTを行います。以前は定期的にカテーテル検査を行う必要がありましたが、近年は冠動脈CTで容易にステントの評価が行えるようになりました。

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成熟嚢胞性奇形種【36歳 女性】

子宮がん検診では分からない卵巣の病気を発見し、専門医での治療をお勧めした症例です。

成熟嚢胞性奇形種の症例

地域の婦人科検診を受診し、超音波検査で卵巣嚢腫を指摘されました。自覚症状などは特にありませんでしたが、念の為MRIでの検査を希望でドックを申し込まれました。MRIで5cm強の腫瘤を認め、成熟嚢胞性奇形種(卵巣嚢腫)でした。 いわゆる良性の腫瘍ですが、おなかで捻じれる茎捻転などを起こす可能性もあり、紹介先の医療機関で手術をうけられました。

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左側乳がん【60歳 女性】

乳がん検診をしばらく行っていませんでしたが、幸い早期の段階で乳がんを発見出来た症例です。

乳がんの症例

10年近く乳房の検査を受けていないとの事で、心配になって受診されました。 左乳房C領域に造影MRIで1cm弱の増強効果のある領域を認め、乳ガンが疑われました。 欧米などの乳ガン検診先進国では、家族歴があるなど乳ガンが高リスク群と考えられる方に対してMRI乳房検査の有用は広く認知されており、乳ガンの早期発見に役立っています。近年の学会発表などでは、MRIの乳ガン検出率の有効性が証明されつつあり、日本においても乳ガンに関するガイドラインでその信頼性が重要視されてきています。

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肺気腫【44歳 男性】

ヘビースモーカーの方で、COPD(閉塞性肺疾患)の一種である肺気腫が認められ早急な禁煙をお勧めした症例です。

肺気腫の症例

ここ数年労作時の呼吸苦を自覚されていました。CTで多発性の肺気腫性嚢胞を認め、中等度の肺気腫と判断されました。
長年喫煙されており、喫煙による肺気腫の進行が考えられます。早急に禁煙が必要で、呼吸機能の保持などの為に呼吸器内科専門医での通院が望まれました。

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