128マルチスライスCT検査

マルチスライスCTとは?

一般的なCTの検出器が1つ(列)に対して、16(列)以上あるものをマルチスライスCTと呼びます。
検出器とは人の目に相当するものです。その数が増えるほど、微小な病変を速く、正確にとらえることができます。
当院で使用している128スライスCTは高画質で低被曝な最新鋭のマルチスライスCTです。1回転で128スライスの画像収集を行いますので、撮影時間が短く、正確な検査が可能です。

冠動脈CTで心筋梗塞の予防

一つは、心筋梗塞の原因である冠動脈の撮影ができることです。心臓と共に拍動する小さな動脈である冠動脈(3mm)の動脈硬化を容易に評価できることは心筋梗塞の予防上、画期的なことです。それまでは、冠動脈の評価には入院や苦痛や危険が伴う心臓カテーテル検査しかありませんでした。これにより効率的な心筋梗塞の予防できるようになりました。

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がんの早期発見に役立つ

もう一つは極小さな病変を見つけられることです。肺がんはがん死因の1位です。一般検診の胸部X線では早期に見つけることが難しいのがその理由です。マルチスライスCTでは5mm以下の超早期の肺がんを容易に見つけることができます。また、すい臓がんも同様に早期発見が難しく治癒率の低いがんの一つですが、容易に見つけることができます。がんは早期に発見出来れば100%治せるものです。マルチスライスCTは早期がんの発見に多いに役立ちます。

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大腸がん検査、大腸3D-CT

内視鏡を挿入せずに大腸を診断する新しい大腸検査方法で、日本ではまだほとんど行われていません。 米国では、15施設での約2500症例を対象としたトライアルと、約3000症例の臨床試験が行われ、有効な大腸がん検診法としてガイドラインに掲載された信頼のある検査です。

一般的な大腸がん検査は内視鏡で行われていましたが、内視鏡を挿入する為には事前に下剤の服用が必要であり、一度の検査に4時間ほどの時間が必要です。

一方、バーチャル大腸内視鏡検査では、内視鏡を挿入せず、コンピューター処理によって大腸の三次元画像を作成して大腸の腫瘍性病変などを診断する為、食事制限や下剤の苦痛が少ない検査です。炭酸ガスを注入しマルチスライスCT撮影を行います。終了後、日常生活ができます。

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